雷粒　日本画

『雷粒』

北欧神話に登場する1本の架空の木、ユッグドラシルから着想を得て。
初めてユッグドラシルという言葉を知ったとき、全く自分の世界にはない世界だった。
でも、遠くの国の長い時間を経てきた神話は、きっとその風土に生きる人の故郷。

「自分ではない誰かの故郷に触れたいとおもうこと」
それが、実は世界平和への一歩なのではないかと、思って息子に話す。

岩絵の具はターコイズにラピスラズリ、ガーネットの石粒。