チャイナタワー　日本画

チャイナタワー

「私はこの絵の前で、美味しい中国茶を飲みたい」

絵は無限に描き続けられます。どんどん加筆することもできるし、早々に切り上げることもできます。
迷子になって、いつ終わっていいのかわからなくなってしまうこともしばしば。

そんな中、〈この絵の傍に居たいかどうか〉が、今の私にとって絵をしあげる判断基準になっています。
この絵の傍にいたいな、と思たら、筆を置くことにしています。

独身の頃、中国茶を習いに行っていました。
「私はこの絵の前で、美味しい中国茶を飲みたい」って思ったら、
あの美味しいお茶と先生の美意識を思い出して、キュン。


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このイエティハウスは、時代（今or昔）、地域（東or西or南or北）、現実or空想、てんでばらばら異なるものになっています。
モンゴルにあるパオ、アメリカインディアンのティピー、中国の塔、イヌイットのイグルーなど〈実際にあるもの〉を思わせるものがあったり、〈想像上のもの〉である星でつったカーテンの部屋であったり、貝殻が家になっていたり。
出自の違うイエティたち、異なる者が同じ島でそれぞれ目的を持って生活しているところに興味を持っています。

また、イエティは比喩です。
例えば、命あるものでもないものでもよくて。
〈感覚〉だったり〈思い〉だったり、はたまた、〈習い事〉だったり、〈何かが生まれ育まれる〉のであればなんでも当てはめることができると考えています。

私自身、子育ての真っ最中ということも関係していると思います。
何かが生まれる瞬間、何かが育まれる瞬間　を見守りたいと思います。