花の色しりとり　大　日本画

『花の色しりとり』

花の色をしりとりして注いでいく。
色は残り、花は取り出し、やがて枯れる。
けれど、残った線は花があったからこそ引けた軌跡であることがわかる。

なくなってしまっても、見えなくなっても、確かにある存在感。

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ワークショップより

お絵かき教室(ワークショップ)のために作った課題を自分でも描いてみるシリーズ。
アトリエに来てくれている人の為に考えた課題で、自分の作品には直接関係しないと考えていたもの。
でも長く続けてきたら、絵の中で自分が大切に思ってきたものを一つずつ掬い上げて、精査して、ワークショップを作ってきたことがわかった。
じゃあ、描いてみようかな、それも日本画でと構想したのがコロナ前。
えらく長く構想が構想で終わってたのだけど、今回初めてかたちにできた。

他人軸のファルターを一度通したことで、ミニマムでシンプルで、必要なものだけを取り出せた。